2016年2月11日木曜日

いろいろ思い出す & また愚痴

CD屋辞めてもう半年経つんだぁ。

大手2ヶ所、ビルに入ってるCD屋1ヶ所を渡り歩いたのも昔。
(その前にレンタル屋で働いてたのも含めると10年以上)

ビルに入ってるCD屋で仕事してた時が一番楽しかったなぁ。
好き勝手できたもの。

当時、独自に仕入れたり、メーカーさんと共謀して売ったものを思い出してみる。

VA / Late Night Jazz

以前もこのブログで紹介したヤツ。
「このCDで一杯やりません?」のキャッチが好評だったんだよなぁ。
ジャズ知らないけど雰囲気に浸りたいという方にかなりオススメです。



Omar Souleyman / Highway to Hassake : Folk & Pop Sounds of Syria

大手で働いてた時に同僚に勧められたヤツ。
ビョークやデーモン・アルバーンが注目し始めて、
ヨーロッパツアーまでやるようになり、
その後の新譜がまさかの国内盤リリース。

キャッチどんなん付けたっけなぁ・・・?
「謎の電子音」は入れた気がする。



Blackguard / Firefght



メーカーさんのイチオシでポスターまでもらったなぁ。
実にメロデスらしいメロデスで久々に「メロデス聴いたわー」ってなった。
チルボド、アーク・エネミー、イン・フレイムスが90年代後半にリリースがあって、
当時はメロデスブームっぽくなってたけど、
今はそれぞれ違う音になってるんですよねぇ。
当時のメロデスが聴きたければオススメです。

(アーチ・エネミーって今は表記されてるけど、アーク・エネミーって言ってます。
 私の中ではクリーターもクリエイターです。)



このころは自分で仕入れて、自分でキャッチ書いて売ってた。
半年前に辞めたところでは全く自由が無かったもんなぁ。

「CD屋が音楽を提案しなくてどうする?」ってずっと思ってたんですよ。
音楽を聴く人を増やさなければ、買う人がいなくなりますからねぇ。
大手メディアのゴリ押しで売ってる音楽しか買わない人だけに商売をやってる状態です。

「自分で音楽を探したい」という人が楽しめる売場を作ることが、
CD屋が生き延びられる道だと思うんだけどなぁ・・・
そういう仕事ができる人たちがどんどん居なくなってるのがCD屋の現状。
古巣に行くと「あのバイヤーさん辞めちゃったよ」とかそういう声ばっか。

まぁ商売としては即時に売上が取れる商品に注力して、
ほかは削っていくってのは間違ってはいないんだけどね。
でも、その売上取れる商材ってのが2週間で売れなくなるものばっか。
棚に置いてあっても1ヶ月経ったら売れない。
そんな商品で溢れかえってるCD屋なんて面白くないでしょうよ。

売れるのはベスト盤ばっかだから、
大手メーカーもベスト盤ばっかリリースするし。
もうアルバム売るなよって思うわ。


本当にみんな、音楽が好きかい?
「自分の好きな音楽はコレだ!」ってのを持ってるかい?


・・・私は持ってないなぁ。
でも音楽は好きだ。

まぁ人それぞれだわね。

「好きだ!」って思った音楽があったら掘り下げてみよう!
新しい世界が広がるぞ!
さぁ聴け!とにかく聴くんだ!

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