ディストーション。
と聴くと真っ先に思い浮かべる人物。
ジミ・ヘンドリックス
歪ませたサウンドを大音量で演奏するギタリストの先駆けです。
あまりに有名な人物なのであんまり説明する気無い。
↓とにかく聴けって。
ジミヘン以前、歪みはどのように使われていたのか?
歪み=ノイズであったので、それを使おうというのは
ノイズをそのまま音楽の一部とする
前衛音楽の世界くらいだったのではないかと思われます。
ピエール・シェフェールによる「ミュージック・コンクレート」
カールハインツ・シュトックハウゼンなどによる電子音楽の研究など。
↓そういうのがまとまったコンピ。
バーナード・ハーマンの『地球の静止する日』のタイトル曲や、
シュトックハウゼンの『少年の歌(Gesang Der Jünglinge) 』も収録されてます。
現代音楽入門、電子音楽のルーツを辿るのに良いコンピだと思います。
そう考えるとディストーションのルーツはロックに限ったことではないのですねー。
ジャズでもフリージャズではノイジーな「フリーキー・トーン」も使われてますし。
(あの「キュイー!」みたいなサックスの悲鳴みたいなヤツね。)
↓「フリーキー・トーン」で思い出したミュージシャン。
後期のジョン・コルトレーンにも影響を与えているフリージャズ名盤。
歪みの話で始まりましたが、
『迷われレコード』からのリリースCDの記事、第3弾。
KISS THE BURNER『GRID』
空を飛びながら疾走するアシッドサウンド!
歪みながらもキャッチーさも感じさせる①②、
ヘヴィなリフでゴリゴリ来る私のお気に入りのタイトル曲③など。
ノイジーなエレクトロニックサウンドが知覚の扉を開きます!
ノイズ、歪み、
現代では様々な使われ方をしてます。
歪みだけをキーワードにしても音楽をさかのぼることができるんですよ。
掘ればいろんなもんが出てきます。
キスバナさんのアルバムで「うわぁかっけぇ!」ってなったら、
「かっけぇ」と感じた何かを求めて掘り返してみたりするのをオススメします。
そうすれば自ずと自分の好みってのがわかってきますよ。
私はいまだによく分かってませんけど。
いろいろ聴いてるけど、自分の好みがよくわからん。
↓とにかくかっけぇから聴けって!
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